人と組織を守るための実務メモ

助成金、就業規則、情報セキュリティ研修など、日々の判断に役立つ基本事項を分かりやすく紹介します。

助成金を検討する前に確認したい基本事項

助成金は、申請書を作る前の準備で確認することが多い制度です。まずは現在の労務管理が、対象となる取組を始められる状態かを整理しましょう。

最初に確認したい4つのこと

  • 雇用保険の適用状況: 雇用保険適用事業所であることが前提となるコースが多いため、事業所の適用状況を確認します。
  • 労働保険料の申告・納付: 申告や納付に未整理の点がないかを確認します。制度ごとに対象外となる事情がないか、事前に見直すことが大切です。
  • 日常の労務書類: 就業規則・雇用契約書、出勤簿、賃金台帳などを、対象者・期間ごとに確認できる状態にしておきます。
  • 取組を始める前の計画: 研修、制度導入、育児休業・介護休業などは、実施前の計画届や制度整備が必要となる場合があります。始めてからでは間に合わないこともあるため、先に確認します。

「使えるかもしれない」と思った時が相談のタイミングです

助成金は、制度ごとに対象となる事業主、対象者、実施期間、支給要件、提出期限が異なります。新しい研修を始める、休暇・休業制度を見直す、採用や定着のための仕組みを整えるといった段階で相談することで、必要な手続きや記録を事前に整理しやすくなります。

掲載内容は一般的な確認の目安です。受給可否、支給額、申請受理を保証するものではありません。実際の制度内容や期限は、個別事情と最新の支給要領を確認して判断します。

助成金の受給前チェックへ

就業規則を整えるタイミング

就業規則は、会社のルールを言葉にして共有するための土台です。人数の増加や制度変更の前に整えておくと、採用・定着・トラブル予防の場面で判断がしやすくなります。

法令上、作成と届出が必要となる場合

常時10人以上の労働者を使用する事業場では、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督署長へ届け出る必要があります。人数は正社員だけでなく、パートタイム・有期雇用などの労働者も含めて確認します。作成または変更の際には、労働者の過半数で組織する労働組合、または労働者の過半数を代表する者の意見を聴き、意見書を添付します。

また、作成した就業規則は、掲示・備え付け・書面交付・従業員が常時確認できる電子的な方法などにより、従業員へ周知する必要があります。

10人未満でも、早めの整備が役立つ場面

  • 初めて従業員を採用し、労働時間・休暇・賃金・退職のルールをそろえたい時
  • 正社員、パートタイム、有期雇用など、雇用区分が増える時
  • 賃金制度、休職、育児・介護との両立、ハラスメント対応などの制度を新設・変更する時
  • 助成金の活用、組織の拡大、管理職の配置など、運用の基準を明確にしたい時

作成して終わりにしないために

就業規則は、ひな形を置くだけでは実務に活かせません。雇用契約書、勤怠管理、賃金計算、現場での運用と矛盾していないかを確認し、変更した時には内容を更新して周知することが大切です。未整備の場合は、現状の確認からスポット契約でご相談を承ります。

法令・制度は改正される場合があります。

情報セキュリティ入門研修で扱うテーマ

情報セキュリティを「難しい決まりごと」ではなく、自分たちで守る冒険として考える、RPGの世界観を入口にした入門研修です。

あなたが主人公になる研修です

RPGを思わせる冒険の世界観を入口に、不審なメールを開くか、パスワードをどう扱うか、外出先で資料をどう持ち運ぶかといった身近な場面を考えます。ゲームそのものを行うのではなく、仲間と相談しながら「次にどう動くか」を考える、RPG感覚の研修です。

日常の業務と結び付けて学びます

  • メールの誤送信、なりすまし、フィッシングなど、身近に起こりやすい場面
  • パスワード、端末、クラウドサービス、紙の書類など、日々の情報の扱い
  • 異変に気付いた時に、誰へ・どのように相談や報告をするか
  • 個人情報や組織の大切な情報を、チームで守るための基本行動

楽しさが、行動を変えるきっかけになります

ゲームのように場面を追いながら学ぶことで、受講者同士の会話が生まれます。「自分の職場ならどうするか」を考える時間を通じて、研修後にも思い出しやすい、日常の行動につながる学びを目指します。対象者や業種、学校・企業それぞれの状況に合わせて内容を組み立てます。

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